北海道:札幌&朝里川温泉&ニセコ編 その1

2001/7/17〜7/24まで北海道へ行ってきました。目的は避暑を兼ねたリフレッシュ&美味しいものをお腹一杯食べる。そしてついでに北海道大会遠征♪

7/17 出発の日

7/17 当日、私も主人も朝から仕事に出かけていた。北海道へは飛行機で行くかフェリーで行くか迷った挙句、費用と時間と犬たちのことを考えてフェリーを選択。船は敦賀港から23:30の出発予定であった。そのため仕事を夕方までに済ませれば十分フェリーに間に合うのである。

新日本海フェリー

★★フェリーのご紹介★★

新日本海フェリー 敦賀発 → 小樽行
所要時間は21時間
船内には、ペットルームが完備。さらにレストラン、展望風呂、映画館、スポーツジム、サウナ、ジャグジーなど退屈しない設備が満載。

船室は、スイートルーム、特等、1等、2等寝台、2等がある。
私たちは、運良く1等洋室を予約することが出来たので部屋でのんびりすることが出来た。

★予約のポイント! フェリーは夏季シーズン非常に混雑するので乗船日の1ヶ月前にTELで予約をとる。
さらにコンサートチケットと同じで売り出し日の売り出し時間を狙って予約しないとすぐ満室になります。

大阪の自宅を18:30に出発。敦賀までは2時間半もあれば到着するのであるが、夏季シーズンは混雑するので乗船の90分前には到着しておかないといけないからである。そのため、ペットホテルでお留守番の猫のぷー(MIX 7歳)のお迎えを待って北海道へ旅立ったのである。
敦賀港へ行くまでにちょっと腹ごしらえ。なんと言っても、行きの船は乗船が遅いだけにレストランが閉まっている可能性があるからである。私たちは、多賀のSAで食事をすることに。しかしそこではとんでもないハプニングが...(ガチンコ風に)
多賀SAのレストランは、値段も手ごろで美味しそうなメニューが一杯。仕事で6時間もぶっ続けにしゃべってきた後なので、体力をつけねば!と和風ステーキを注文。美味しい〜!と舌鼓を打ってしばらくのことである。「バチッ!」と言う音がしたかと思ったら、SA全体暗闇につつまれてしまった。どうやら停電のようである。雨は降っていないし雷もなっていない。ザワザワしたレストラン内でお客さんが騒ぎ出す頃、ウエィトレスさんが冷静に固形燃料に火をともしてひとつづつテーブルへ持ってきた。その光景はあたかも演出されたキャンドルサービスのようである。どうやらここのSAは、停電に慣れているらしい。でないと、こんな迅速・冷静にキャンドルサービスは出来ない。思わぬ素晴らしい対応にザワザワしていたお客さんもまた静かに食事を始める。 が...これって回復するまでレジ使えないんじゃないの...しばし先を急ぐ私たちは一抹の不安を覚えたのであった。最悪、知らん振りして逃げるしかないなぁ〜。俗に言う"食い逃げ”というやつであろうか...それにしても、ひとり1000円程度の食事代を踏み倒して捕まった方がよっぽど恥ずかしい。なんとかならんか...
そんな心配をよそにそれから10分ほどで回復した。良かった良かった。それにしてもハプニングの幸先である。この先、大丈夫か...

予定時刻の22:00頃、無事に敦賀港へ到着。そこにはすでに同じ船に乗るチャイブ&ジンジャーのパパとお兄さんの姿があった。しかし一緒に乗るはずの舌好調夫妻&Jrの姿はまだない。「あれ?早めに行って並んでおかないと乗れないよ!」と教えてくれたはずなのにどうしたんだろう?
乗船時刻が近づいた頃、無事、舌好調夫妻も現れた。話を聞くと、夕方出発する間際に先生の自宅前に落雷があったそうな。犬の食器を洗っていたJrのほんのすぐ脇に落ちてきたそうである。なんともなくてよかったが、少しズレていたらと思うと恐怖の出来事である。おかげでご自宅の電気製品には火花が飛び、ショートしてしまったそうで一時は北海道へ行けないのではと思ったらしい。

乗船は、同乗者だけが先に歩いて乗船し運転手とペットは車に乗っての乗船となった。しかし事情を話せば、ペットが多い場合など同乗者も一緒に車で乗船させてくれるようである。私たちは別々に乗船したのであるが、後からペットを連れてくるのも大変なので一緒の方が良かったかも。
全ての人と車が乗船後に、甲板に下りてペットを連れてくる。今日のペットルームは、顔なじみばかりである。一緒の仲間は、ジンジャー(ドーベルマン)、チャイブ(ミニチュアピンシャー)、モモ(パピヨン:関西のYさんの犬)、チャオ (パピヨン:関西のYさんの犬) とパティ&VITAである。毎度、アジ大会でおなじみの顔ぶれの犬同士なので気兼ねがなくて良かった。

ペットルームの大きさは約3畳ほど。そこには大型犬から小型犬までが入れるほどのケージが約10個ほど備え付けられている。
小型犬なら、バリケンごとケージに入れられるので便利。

トイレはケージが並んでいる前にペットシーツをひいて用をたさせる。
大判トイレシーツ、新聞紙などは予め用意されていて自由に使ってもOK。良心的である。

もちペットルームは、通常施錠されていて入りたいときだけフロントで鍵を借りることになる。

★ペットルームも人気のため必ず予約時に予約しないとダメ!
※料金別途

私たちは事前に「ペットルームでは犬たちが警戒してトイレをしない」と言うことを聞いていたので、乗船間際に水を与えるのをやめた。さらに食事を与えて船酔いしても困るので与えなかった。ペットルームには極力用事がある時だけ、立ち寄るようにしないとかえって犬たちが寂しがったりするので気をつけたほうが良い。

ペットルームにパティ&VITAを入れてすぐのことである。パティは事情が把握できたのかあきらめておとなしくケージに入っていたが、まだ事情がわからないVITAは「出してくれ〜。連れてってくれ〜!」言わんばかりに泣き叫んだ。どんなに泣いても部屋に連れて行けないので、そこ一喝!「ハウス〜」一言で声はおさまった。
しかし、しばらくして甲板から上がってきた舌好調先生に「あんた、ハウス!って言うてたやろ。甲板まで聞こえとったわ」と...

この日はやはり予想通り、レストランは終了していた。さらに乗船後30分程度しか売店も開いてないので、すぐに買いに行かないと買いはぐれる。今後は乗船前にコンビニでいろんなものを買い込んでから乗船しようと思ったのである。(笑)フェリーの心得!

7/18 船の中&北海道上陸

21時間の船旅は食べるか寝るかしゃべるしかない。しかし船室も快適だしビデオも沢山見れるし、展望風呂は気持ちよいのでのんびりできる。
朝からレストランがあくのを待ちわびて朝食に向かう。バイキング形式なので好きなものを取れるがやはり船の上。高い!!舌好調夫妻と同じテーブルで朝からしっかり食べまくる。さらにとめどなくしゃべる。(笑)なんとも健康的である。人間様が快適なようにパティ&VITAもペットルームでおとなしく熟睡していたようである。朝、食事と排便をさせにペットルームを開けると、眠気眼のパティがのそのそと出てきた。それに比べて力が有り余っているVITA。恐るべしペットルームでもキレて走り回る。とてつもなく元気である。先に教えてもらったようにやはりトイレをする気配はないが、水もおやつにあげたクッキーもすさまじい食欲で食べつくす。まぁ元気が一番か...
今回、VITAは北海道大会で初めて訓練競技会デビューするので毎朝のお約束、脚足行進と立止、座れ、伏せなどを一通りペットルームでやってみる。こんなに環境が違ってもやるときはやるものだ。たいしたもんだ(笑)

のんびりとした船旅を満喫して、予定より早く小樽港に入港。21時間の船旅を終えて、北海道へ上陸したのである。
ちなみに下船時は、船側の配慮でペット連れだけ先に甲板に下ろしてくれた。おかげでスムーズに下船することができた。ここでひとつ面白い光景を目にした。先に下船して車の中に乗っていると、後から他の乗客が甲板に降りてきた。私たちの車より前に止めていた舌好調夫妻の車からはけたたましい犬の鳴き声が...やはり鳴いている!と思ったとき、後方より「ハウス〜!」という声とともに大きな荷物を抱えた舌好調先生とJrが走ってくる。そしてそのさらに後方からは、私は関係ないのよ!と言わんばかりのお蝶婦人が優雅に歩いてくる姿が目に映ったのである。やっぱりハウスよね♪(笑)

下船はベルトコンベアに載せられているように次から次へと押し出されていく。降りてすぐに車を止めようにも止めるところもない。おかげで舌好調夫妻とお迎えのリセルさんとも会えないままに北海道の地をさまようことに(笑)

小樽 = 寿司 この方程式は崩せないのである。事前に購入した北海道マップを手に美味しそうなおすし屋さんに直行!私たちが行ったのは、「おたる政寿司」。そして迷わずお寿司のコースを注文。ぼたんエビ、大トロ、タラバガニ、ウニ、アワビなど最高のネタに思わずにんまり。あ〜北海道へ来て良かった!と思える瞬間であった。そして一路、本日の宿となる朝里川温泉のペンション:パインハウスを目指したのである。

7/19 北海道1日目

朝里川温泉のペンション:パインハウスは犬連れOKの宿である。ログハウスの作りの建物は素朴な雰囲気がする。お部屋は犬連れと言うこともあって、1階の端部屋。両隣のいないことは気が楽である。が...部屋を出てすぐ前が洗面所とお風呂。そして斜め前がキッチンという場所だったので、知らない物音がするたびにパティ&VITAは聞き耳を立て、さらにVITAは得意のガルルルル〜を披露するのであった。こいつらほんまに!!

実を言うと少しショックなこともあった。昨晩、22:00過ぎにペンションに到着したのであるが、荷物の上げ下ろしなどでバタバタしていたときにVITAが「ワン!」と鳴いた。その時にオーナーさんから「他のお客さんがすぐ上のお部屋に泊まってますから犬を鳴かさないように注意してください」と開口一番言われたのである。こっちも鳴かしたくてやってるわけではないが、初めての場所と知らない物音でパティやVITAも緊張している。ある意味ではちょっとしょうがないシチュエーションだったのに...そうは言っても迷惑をかけてはいけないのがルール。注意することにしましょう。
しかしオーナー夫人は非常に気を使ってくださり、犬達をケージに入れて寝かしてあげるとかわいそうなのでと言って、シーツを部屋にひいて、部屋の中で犬を自由にさせてくれることを許してくださったのである。その心遣いに感謝!

← ペンション:パインハウスの玄関にて

パインハウスの朝食は純和風。朝から鯖の焼き物が出たのには驚いた。また、おかわり自由なので思う存分食べられる。(笑)
実は今日は主人の仕事に付き合わないといけない。と言ってもたいしたことではないのである。羊ケ丘の展望台にあるクラーク像を写真におさめてくるという使命。 しかしあいにく天気は曇り&小雨がぱらついている。
ペンションのオーナーに明日からの北海道大会の会場となる月寒グリーンドームまでの道順を教えてもらって下見を兼ねて羊ケ丘の展望台へ。

月寒グリーンドームまでは高速を使えば約30分で到着。ところが、会場はドームの隣で、芝生(野原)であった(笑)予想されていたことであったが...雨が降ったらいややなぁ。(ちなみにドームの会場は、犬には開放してないようだ)
しかし、さすが北海道!会場となる芝生はとてつもなく広い。さらに芝と言うか草も長さが揃っている(若干長いけど)。フェリー、ペンションでのストレスを解消するため、そしてVITAを慣らすために放してやると、因幡の白ウサギならぬ黒ウサギのように広い会場を跳ねまくる。よっぽど嬉しかったのだろう。そのスピードは誰にも止められない。その調子で明日も走ってくれ!と心ひそかに願うのであった。(ここでもしっかり服従の練習をしたことは言うまでもない(笑))

天気は曇りながらもなんとか持っている。しかし、羊ケ丘の展望台に向かう頃には、空一面黒い雲が覆ってきた。なんとか写真撮影できる程度の光源が欲しい...

願いが届いたのか、なんとかお日様も顔を覗かせ始めている。
しかし、寒い!! ビックリするほど気温が低いのである。これまた北海道へ来て良かった〜!と思える瞬間。(笑)
なんせそれまでの大阪ときたら36〜38度と体温より高い中で過ごしてきたので嬉しくてしょうがない。
明日もこの調子で気温が低ければ、犬たち(特にパティ)にとってはあり難い。

羊ケ丘の展望台でパチリ!

羊ケ丘の展望台では犬のお散歩が禁止されています。
なので抱いて連れて行って写真だけ!

★ここでは羊を見ながらジンギスカンが食べられます。私はそういう気分にはなれませんでしたが。
さらに売店で売っているアイスクリームは絶品。美味しかった〜!!

仕事も済ませて、ここからは完全にOFF!どこに行こうかぁ〜ということで思いついたのが、支笏湖。真駒内を抜けてどんどん山道を進んでいく。しかし、車を進めれば進めるほど天気も悪化してきた。ちょうど山道に差し掛かった頃には、大粒の雨が容赦なく降り続く。前も見えないほどの大雨に見舞われた。最悪...むなしく響く雨音と見えるのは道路脇の「熊に注意!」の看板ばかり...(゜ロ゜)ギョェ こんな山道で道に迷って車が故障して熊が出たら最悪やなぁ〜という気持ちをかろうじて抑えて支笏湖到着。しか〜し、走れども走れども雨はやまず。降りるに降りられない。気温がどんどん下がっているようで、車内にいてもその寒さが伝わってくる。「しょうがないかぁ。ラーメン食べに札幌市内へ戻ろう!」この決断が我が家に激震をもたらすことに...(これもガチンコ風に)

高速を使って札幌市内を目指す。気温は相変わらず低い。17度という表示も出ている。やっぱり、北海道って寒いんやなぁ。
市内に戻ってくると、雨はすっかりあがっている。遅めのお昼ご飯と言うことで札幌のラーメンを食べることに。沢山のラーメン屋さんがあるが、大通り公園近くのラーメン屋さんが美味しそう。一路、車を走らせるが、とんでもない渋滞に巻き込まれる。おまけにわけのわからない一方通行や車線変更でイライラは募るばかり。さらに当然のごとくお腹がすいている。最悪の条件が重なって大爆発!
主人:「ラーメンなんか、どこで食べても一緒やんか!」
私 :「せっかく来たんやから、ラーメン街でグルメマップに載ってるラーメン食べたいやん!」
主人:「お前は言うばっかりでいいよなぁ。運転する者の身になってみぃ!」
私 :「アホらし...」

かくして我が家は、夫婦ともに逆ギレのため札幌のラーメンを断念し、ペンションに戻ることに。
で、主人はと言えば、高速のSAで立ち食いラーメンに舌鼓を打つ。私...「北海道に来て、なんでSAのラーメンなん?」と頑なに車で待機したのであった。(笑)

その日のペンション夕飯は、イカソーメン、パエリア、チーズたっぷりグラタン、サラダ、ご飯、イカの姿焼き、ケーキ、コーヒーと超大量。とっても素朴な料理で美味しかった。いつものごとくお腹一杯になったのである。
明日、あさっては北海道大会。詳しくは大会記録を見てね♪

次に続く